記録的大雨!~その2

2024年

「えらいこっちゃ!」

軽トラックの運転席に座った僕は、思いました。

それと、同時に、心の奥底では、思っていました。

「何か、そんな気はしたわ・・・・・・。」

ギターを弾きながら、えげつない雨音が、かつてない程、長時間に渡って聞こえ続けていた事には、実は、薄々とは感じでいました。

せやけど、その時に、目の当たりにしていた光景というのは、初めて目にするものであったために、どうしても、小屋の中にいた時には、実感として、頭の中で結びつきませんでした。

せやけど、実際の光景を目の当たりにして、冷静に考えてみると、「あれだけの雨が降り続いたら、そら、こないになっても、おかしくないわな・・・・・。」と、僕は思っていました。

意外と、水深は深く見えましたので、多少は、車の足回りが水に浸ってしまうに違いなかったんですけど、もう、行くしかありませんでした。早く、家に帰らないと、山に取り残されて、えらい事になってしまうと感じました。

それぐらい、雨の勢いは、ビックリするぐらいでした。

僕の車は、山で遊ぶ事を前提に、4WDにしてありますので、多少の事があっても、何とか、脱出はできるんやないかと思いました。

ほんでもって、お陰様で、何とか、車を水のない通路まで移動させる事が出来ました。

車を降りて、歩いて、小屋に戻ろうと思ったら、やっぱり、水深は、えげつなかったです。

僕のブーツが、すっぽりと覆われるぐらいでしたので、水深は30cmに近かったと思います。

車を出した僕は、駐車場にバイクを入れて、山帰小屋を後にしました。

帰りの道中、猪名川の増水も、えげつなかったです。

こんなに、溢れそうな程に増水している猪名川を見たのも、もちろん、初めてでした。

「雨を、なめたらあかん!」

つくづく思いました。

僕は、2018年の大雨を思い出して、上の山の土砂崩れが心配になりました。

2018.09.14「ぼう、やべでぇぇ~!」
こゆび庵のやすえもんちゃんです。最近、雨が多いとです。先日、山の土地を訪れてみると・・・・・・・・道が陥没していて、とてもじゃないとですが、車が通れるよう...

この日は、上の山の様子も見に行きたい衝動に駆られたんですけど、身の危険を考えた結果、それは、断念しました。

上の山は、今回の下の山と比較しても、さらに山深いですので、僕は、見に行くのは危険やと判断して、泣く泣く、帰路に着きました。

翌日に、上の山の状態を確認に行きましたが、幸い、全く被害は出ていませんでした。

小石が池の話は、また、次回に書きますね。

ほなほな、皆さん!

梅雨時で、体調管理が大変ですが、熱中症にも気を付けながら、元気に、楽しく、お過ごしくださいね。

また、お会いしまひょ。

さいならっ!

~完~

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